こんにちは!!
ただのオシャレ好きな、副業ブロガーのトモヒロ(@tomohiro1996423)です。

・そもそもリプルーフってなに?する必要あるの?
・リプルーフするのにかかる値段が知りたいな?
・リプルーフするのに準備するモノは?
・初心者でもできるように、リプルーフ方法を教えて欲しいな?
・自分でリプルーフするときの注意点も教えて欲しいな?

このような悩みを解決できる記事を書きました。
バブアーのリプルーフは、長年着用するうえで必要不可欠です。
リプルーフと聞くと難しそうに思いますが、初めてやるアナタのために画像付きで分かりやすく手順をまとめました。
この記事の内容
- リプルーフの必要性
- リプルーフに最適な時期
- リプルーフにかかる値段
- リプルーフをするのに準備するモノ
- 画像付きでリプルーフ方法を紹介
- リプルーフするときの注意点
『古着で買ったバブアーが結構オイル抜けてる・・・』、『リプルーフしたいけどなんか難しそうだな・・・』と思ったことはありませんか?
ボク自身も古着でバブアーを買う機会が多く、状態によってはオイルが結構抜けてるなんてこともあります。
リプルーフは初心者には難しそうと思うかもしれません。ボクもそうでした。
しかし、実際にリプルーフしてみると意外とカンタンにできちゃうんです。

記事の前半では『リプルーフの必要性・最適な時期・値段』についてご紹介していきます。
また、記事の後半では『リプルーフをするために必要なモノ・実際のリプルーフ方法』についてご紹介していきますので、ぜひ最後まで見てくださいね!
それではさっそく見ていきましょう。
タップできる目次
リプルーフしないとどうなるの?
バブアーのジャケットは、ワックスで生地をコーティングさせて『防水・防風機能』を高めてくれる効果があります。
ですが、長年着用したり、着る機会が多いとワックスがだんだんと落ちてきてしまうんです。
ワックスが落ちてきてしまうと『防水・防風機能』が低下するだけではなく、元々の生地が弱くなってしまって、最悪の場合破れてしまうこともあります。
ですので、より長く良い状態で着続けるにはリプルーフが必要不可欠。
せっかく愛用してきた洋服が破れてしまったら悲しいですからね。
しっかり手入れはしていきましょう。
バブアーの生地はワックスを塗るので、独特な臭いがします。
この臭いが苦手でわざとオイルを抜くというヒトがいますが、個人的にはオススメできません。

完全にオイルを抜くと『防水・防風機能』が無くなってしまうし、生地が弱くなるからやめておいたほうが無難だよ!
リプルーフをするのにオススメな時期
バブアーをリプルーフするときにオススメな時期は、ズバリ『夏』です。
なぜなら、秋冬の前にリプルーフすることによって、万全な状態で着ることができるからです。
また、ワックスは湯煎し溶かして使うので、秋冬にリプルーフを行うと、作業中にワックスが固まってしまうことがあります。
ワックスが固まると塗りムラが出来やすくなってしまうので、ジャケット全体に満遍なく塗ることが難しくなってしまいます。
ですので、着る時期や作業効率を考えても『夏』にリプルーフすることがオススメです。

リプルーフにかかる値段
『専門店でリプルーフしてもらう方法』と『自分でリプルーフする方法』の2パターンがあるので、どちらにするのかによって値段が変わってきます。
それでは実際に、『専門店でのリプルーフする方法』と『自分でリプルーフする方法』ではどのくらい違うのかを比較していきますね。
それでは見ていきましょう。
専門店でリプルーフする場合
バブアー公式でオススメされている『Lavarex』の値段
バブアー公式では、『Lavarex』でリプルーフすることをオススメしています。
それではさっそく専門店でリプルーフをすると、1着どのくらいの値段がかかるのか見ていきましょう。
ベスト・・・ ¥10,000(税別)
パンツ・・・ ¥10,000(税別)
このような値段でリプルーフすることができます。(値段にはクリーニング代も含まれています。)
クリーニング代が含まれているにしても、個人的には高いなと感じますね。
1着だけならまだしも、まとめて何着もリプルーフしたいヒトにとってはかなりの出費になってしまいます。
また、通常でも『約2ヶ月』・繁忙期になると『約3ヶ月』の納期となるため、早く着たいヒトは注意しないといけませんね。
『専門店でリプルーフする場合』の特徴
- プロがやってくれる。
- 一緒にクリーニングもしてくれる。
- 自分が実際に作業しなくていい。
- オイルの量が一定なので自分好みにできない。
- 値段が高い。
- 通常時『約2ヶ月』・繁忙期『約3ヶ月』の納期がかかる。
このような特徴があります。
『自分でリプルーフするのが面倒くさい!』、『お金がかかってもいい!』というアナタは、専門店でのリプルーフがいいかもしれませんね。
自分でリプルーフする場合
自分でリプルーフをするには、ワックスというモノが必要になります。
そのときに使うのが、バブアーから発売されている『ワックスソーンプルーフドレッシング』。
リプルーフに使うワックスは『¥2,500(税別)』で買うことができるので、専門店よりも圧倒的に出費を抑えることができます。
実際には『ブラシ・スポンジ』が最低限必要にはなるものの、1つ1つの値段が安いので、とにかく安く抑えたいというアナタにピッタリですね。
ただし、自分で作業しなくてはいけないのと、ある程度広い作業スペースを確保しなくてはいけません。
『自分でリプルーフする場合』の特徴
- 専門店よりも『半額以下』でリプルーフすることができる。
- オイル量を自分好みにできる。
- 愛着が湧く。
- 自分の好きなタイミングでリプルーフできる。
- 自分で作業しなくてはいけない。
- 広い作業スペースを確保しなくてはいけない。
このような特徴があります。
『愛着のある自分だけの1着に仕上げたい!』、『とにかく安く済ませたい!』というアナタは、自分でリプルーフするようにしましょう。
バブアーをリプルーフするのに準備するモノ
左から『オイル缶・スポンジ・ブラシ』
作業台
リプルーフするときに準備するモノは以下のとおりです。
その他にも、一緒にあったら便利なモノもご紹介しますね。
準備するモノ
- バブアー公式オイル缶『ワックスソーンプルーフドレッシング』
- ブラシ
- スポンジ
- 湯煎できる容器(この記事ではフライパンを使用)
- 水
便利なモノ
- 作業台(板や段ボール)
- カセットコンロ(外で作業する場合)
- 歯ブラシ(細かい部分を作業するとき)
これらのモノを準備すれば、リプルーフすることができます。
『ワックスソーンプルーフドレッシング』は、バブアー1着につき1缶と店員さんが言っていたので、リプルーフする枚数分を買っておきましょう。
それでは実際にリプルーフする方法をご紹介していきますね。
バブアーのリプルーフ方法を画像付きで紹介
実際にここから『リプルーフ方法』について画像付きでご紹介していきますね。
ボクが今回リプルーフしたのは3着です。
リプルーフ方法を紹介していく前に、まずは『リプルーフ前とリプルーフ後』のバブアーを見比べてみましょう。


スライドバー左の画像が『リプルーフ前』、右の画像が『リプルーフ後』になります。
このように、リプルーフする前と後では見た目も全然違いますよね。
これから紹介する方法でリプルーフをすれば、全体にオイルが馴染んで完璧に仕上げることができますよ。
リプルーフ方法の流れはこんな感じです。
カンタンな流れ
- バブアーのオイル缶を湯煎する。
- バブアー本体の『汚れ・ホコリ』をブラシと水洗いで落とす。
- 自然乾燥させる。
- 湯煎したオイルを全体に塗る。
- ムラができないように細かい部分までオイルを塗る。
- ジャケットを自然乾燥させる。
それではさっそく一緒にやっていきましょう。
step
1バブアーのオイル缶を湯煎する。
『ワックスソーンプルーフドレッシング』はワックスなので、最初は固形の状態です。
実際に塗るためには、ワックスを温めて液状にする必要があります。
ステップ1としてご紹介していますが、液状にするには時間がかかるので、他の工程と同時進行することによって時間短縮にもなるのでオススメです。
オイル缶を湯煎する準備を始めていきます。
ボクの場合は外で作業したので、ガスコンロとフライパンのセットで湯煎しました。
自宅で作業する場合は、耐熱性のある容器に水を入れてコンロで温めればOK。
水に気泡が出てきていい感じの温度になってきたら、バブアーのオイル缶をお湯に突入させましょう。
沸騰するまでいかなくてもある程度暖かい状態であれば、ワックスが徐々に溶けていくので入れちゃってOKです。
この状態ではまだ完全に溶けきっていないので、溶けきるまで待ちましょう。
このくらい透き通って透明になれば、もう塗れる合図です。
注意ポイント
お湯から取り出して常温に戻すと、オイルが固まって最初のワックスの状態になってしまうので注意が必要です。
step
2バブアー本体の『汚れ・ホコリ』をブラシと水洗いで落とす。
バブアーに付いている『汚れ・ホコリ』をブラシで落としていきます。

ブラシには、『馬毛』と『豚毛』の2種類があります。
バブアーのリプルーフをするときは『馬毛』を選びましょう。
『馬毛』は、毛が細くて柔らかく生地を傷めづらいので、ホコリ取りや仕上げのブラッシングに最適とされています。
襟や細かい部分にも『汚れ・ホコリ』が溜まっているので、しっかりブラッシングして落としましょう。
ブラッシングで落ちない汚れがある場合は、水を含ませたスポンジなどで軽く表面を拭き取ってください。(お湯は絶対に使用しないでください)
注意ポイント
step
3自然乾燥させる。
ブラッシングのみで『汚れ・ホコリ』が全て落ちた場合は、自然乾燥する必要はありません。
水を使って汚れを落とした場合は、生地が濡れてしまっているので乾かす必要があります。
生地が濡れていると、オイルが馴染まなくなってしまうので、乾くまで自然乾燥させましょう。
風通しの良いベランダなどに、吊るして乾かすのがベストですね。
注意ポイント
step
4湯煎したオイルを全体に塗る。
こちらの画像は、リプルーフ前のバブアーの生地です。
所々にオイルが入っていますが、オイルが抜けている部分のほうが多いのが見てわかると思います。
しっかりと生地が乾いているのを確認してから、先ほど湯煎して用意した『ワックスソーンプルーフドレッシング』を塗っていきましょう。
オイルはスポンジに染み込ませて使いましょう。
ボクは、湯煎した缶に直接スポンジを入れてオイルを吸い込ませました。
しかし、スポンジの幅よりもオイル缶の幅のほうが狭かったので、熱くなった缶に手が触れてヤケドしそうになりました。
ですので、湯煎して完全にワックスが溶けたあとは、別の耐熱容器に移してあげると使いやすくなるかもしれません。
あとは『スポンジにオイルを染み込ませる ⇨ 全体に塗る』をムラが無くなるまで、ひたすらに繰り返していきます。
少し気の遠くなる作業ですが楽しんで塗り塗りしちゃいましょう!
意外とオイルをたくさん吸ってくれるので、たっぷり塗っちゃって大丈夫です。
オイルを塗る前と塗った後の様子がわかるように、半分だけ塗ってみました。
画像の左が『オイルを塗った後』で、右が『オイルを塗る前』です。
画像でも一目瞭然なくらいに違いますよね。
オイルを塗る前は『薄いブラウン』、塗った後は『濃いブラウン』のように見えます。
オイルを入れるだけで、同じ1着なのにここまで雰囲気を変えることができてしまうんです。
自分でリプルーフをすると、苦労して作業をした分、愛着が沸きますし、オイルの量も調整できるので自分好みの1着にできる楽しみもありますね。
step
5ムラができないように細かい部分までオイルを塗る。
全体的にオイルを塗り終わりましたか?
基本的にはスポンジでできるのですが、ポケットの部分や襟の部分はどうしてもスポンジで塗るには狭いんですよね。
そんなときに一緒にあると便利なアイテムが『歯ブラシ』です。
汚れてしまうので、捨てても良い歯ブラシを使いましょう。
絶対に必要ではないですが、あると作業効率がアップして作業時間も短縮できるので、個人的にはかなりオススメです。
使いかたはスポンジと同じで、ブラシの部分にオイルを含ませて、そのまま塗りたい場所に塗ればOK。
step
6ジャケットを自然乾燥させる。
全体を見て、オイルムラや塗り忘れがないかをチェックしましょう。
せっかく大変な思いをして塗ったのに、塗り忘れがあったら悲しいですからね。
しっかりと確認をしたら、ハンガーに吊るし、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。
あとは、オイルがしっかりと生地に染み込むのを待つだけです。
天気の良い日だったら『半日 〜 1日』干しておけば大丈夫でしょう。(オイルの状況によって変わります)
最後に、浮き出てきた固形のワックスがないかをチェックして、ある場合はしっかりと拭き取りましょう。
これでリプルーフ作業は終わりです。

自分でリプルーフするときの注意点
自分でリプルーフをする場合の注意点や、実際にボクがリプルーフをして感じたことについてまとめていきたいと思います。
自分でリプルーフをするときの主な注意点はこちらです。
- 手・洋服・作業スペースが汚れる。
- 広い作業スペースが必要。
- 時間がかかる。
- 夏場に屋外での作業は暑い。
それでは見ていきましょう。
手・洋服・作業スペースが汚れる。
大前提として自分でリプルーフをする場合は、『汚れる』ということを認識しておいてください。
スポンジを使ってオイルを塗りますが、バブアー本体に手で触れることが必ずあるので、手は必ず汚れます。
最悪の場合だと、洋服にオイルが付いたり、作業スペースにオイルが付くこともあるでしょう。
- 手袋をして作業
- 汚れてもいい洋服で作業
- 汚れてもいいスペースで作業 or 汚れないように対策をする
ということに気をつけてもらえれば、ストレスなくリプルーフ作業ができると思います。
広い作業スペースが必要。
必ずしも、広い作業スペースを用意しなければいけないというわけではありませんが、最低限バブアーを広げられるくらいの広さは確保しましょう。
作業スペースが狭いと、作業効率が悪くなりますし、汚れる原因にもなります。
室内で作業をする場合は、床にダンボールを敷くなどして、汚れ対策を徹底しましょう。
時間がかかる。
リプルーフをするときは時間に余裕を持ちましょう。
ボクの場合は友人と3人でリプルーフをしたのですが、お昼頃から始めて終わったのが夕方でした。
撮影しながらの作業だったので多少時間がかかってしまいましたが・・・。
1着あたり準備〜完了まで、1時間弱は見ておいたほうがいいかもしれません。
夏場に屋外での作業は暑い。
夏場に屋外でリプルーフする場合は、天気にもよりますが、かなり暑くなるので熱中症に注意しましょう。
室内で作業スペースを確保できるなら絶対に室内のほうがいいです。
また、湯煎するときに火を扱うので余計に暑くなります。
適度な休憩と、水分補給をしっかりしましょう。
まとめ: オイルが抜けてきたらリプルーフをしよう!
リプルーフ方法には、『専門店でリプルーフする方法』と『自分でリプルーフする方法』があります。
それぞれに特徴がありますが、個人的にオススメは『自分でリプルーフする方法』。
なぜなら苦労をして作業をした分、愛着が沸きますし、専門店よりも半額以下でリプルーフすることができるからです。
自分でリプルーフする場合は、『ワックスソーンプルーフドレッシング』さえ買ってしまえば、それ以外にはほとんどお金がかかりません。
さらに専門店でリプルーフをすると、納期が早くても2ヶ月・遅いと3ヶ月もかかってしまうので、頼んでいる間に着れるシーズンが終わってしまうということもあります。
『少し手間がかかっても自分のバブアーを育てたい!』、『とにかく安くリプルーフしたい!』というあなたはぜひこの記事を参考にリプルーフをしてみてくださいね!
難しそうに思われがちですが、初心者のアナタでも簡単にリプルーフすることができますよ。
それではまた!